Category: 研究:企業 | Update: 05/22 | Posted by: ikkan

21世紀を担う人材育成を目指すバイオ教育ベンチャー

株式会社リバネス

独自の事業モデルでバイオの明日を拓く

 21世紀はバイオの時代-こんな言葉に代表されるように 、生命科学は21世紀の産業の柱と言える。政府の試算によれば、バイオ産業の市場規模は2010年には25兆円規模に成長するとも言われている。ところが、上場バイオベンチャー12社のうち3月決算の8社すべてが経常損失、当期純損失を計上するなど、バイオベンチャーを取り巻く状況は厳しい。こうした現状の打破を目指すのが、日本初のバイオ教育ベンチャー「リバネス」だ。多くのバイオベンチャーが研究開発を主軸にする中、同社は「人材育成」に焦点を充て、独自の事業モデルを展開する。

躍進の秘密は独自のブランドの確立

 同社の教育事業の中核となるのが、小・中学生、高校生を対象とした先端バイオの「実験教室」。実際に研究を行っている若手研究者自身が、先端バイオを分かりやすく伝えることが最大の特徴だ。新たな技術が社会に根づくには、子どもから大人まで幅広く市民の理解を得ることが不可欠であり、そのための架け橋に研究者自身がなるというわけだ。研究者自身も、自ら企画の運営を行う過程でコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を磨くことができる。
 「バイオテクノロジーは医療、食品をはじめ化学、環境、エネルギーなど多様な産業と密接に関わっています。その成果をうける市民に、先端バイオをわかりやすく伝えることで、正しい理解を促すことは非常に重要な意味を持ちます。また、社会の持続的な発展のためには、バイオ産業と既存の産業とが融合し、新たなフロンティアを創りだすことが必要です。そのためには、産業と産業の橋渡しをできるコミュニケーション能力の高い人材の育成が急務なのです」同社丸社長はこう語る。「次世代の人材育成」と「バイオ産業を担う即戦力の育成」を車の両輪として行なうブランドの確立-ここに同社の躍進の秘密がある。

研究者と共に成長する

 同社が力を入れるのは教育事業だけではない。ポスドク問題等を背景にした若手研究者の積極的なキャリアチェンジを支援すべく、人材開発事業を展開する。その他、出版事業、研究支援事業、ウェブサービス事業、コンサルティング事業、アグリ事業と7事業部に渡る多角的な事業展開を通して、広くバイオの発展に貢献することを目指す。設立から4周年を迎えるこの7月、本社を四ツ谷に移転し、更なる飛躍を誓う。同社の躍進を支える原動力は、研究分野の枠を超えて集まった若手研究者達。「研究者としての幅を広げたい」「自分の道を自分で切り開きたい」そう考える人にとって、同社はまさに最適の場といえるだろう。

 


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