探しに行こう自分の場所
研究者というキャリアパス。その先には大学や、企業での研究職に加え、研究+αの専門性を身につけるキャリアパスが存在します。どの道を選ぶかは人それぞれ。
インキュビーを使って自分の場所を探しに行こう!
株式会社青山製作所
Update: 10/15 | Posted by: ishizawa
53兆円超。全国製品出荷額の約2割を占め、日本一を誇る名古屋圏は、世界のものづくり中心地のひとつだ。ここには世界を牽引する企業群、そうした大企業の先端技術を担保する幾多の中小企業が集積する。名古屋市中心部から約20km程に位置する三重県桑名市にある青山製作所は、地の利と実績を礎に若手社員を中心に新たなステージへと歩みはじめた。
太陽誘電株式会社 開発研究所 所長 / 茶園 広一
Update: 10/15 | Posted by: ishizawa
携帯電話、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ。身近な電気製品に必須な積層セラミックコンデンサの世界シェアトップ3の太陽誘電株式会社。コンデンサを中心とした電子部品事業、記録メディア事業、複合デバイス事業など、すべての事業における製品開発の基礎を担う開発研究所では、茶園所長を中心に、技術戦略の目標を掲げる。目標達成の原動力となる「ひとりひとりが持つ能力を最大限に発揮できる組織」を作り上げていく。
太陽誘電株式会社:incu-be*3号掲載記事
Update: 07/03 | Posted by: hasegawa何をするにも手作りの開発
「本当に大変だったのは製品を開発した後」。そう語るのは、1988年、世界初となるCDとの互換性を実現した記録型ディスクCD-R(CompactDisc Recorder)を世に送り出し、現在は太陽誘電株式会社で記録メディア事業部の部長を務める新井雄治さんだ。国内でCD-Rを生産する唯一の企業となった太陽誘電。世界中の顧客から信頼される「商品への誇りと責任感」を根幹に据え、次世代製品の開発を進める。
明治乳業株式会社 / 佐々木 泰子 氏:incu-be*02号掲載記事
Update: 06/04 | Posted by: ikkan明治プロピオヨーグルトLG21。この大ヒット製品の核となるLG21乳酸菌の研究論文に佐々木さんは嘱託社員ながら名を連ねる。「肩書きよりも、とにかく研究を続けたかった」。その想いこそが佐々木さんを形作る軸となっている。
株式会社資生堂 / 東 和美 氏:incu-be*02号掲載記事
Update: 06/04 | Posted by: ikkan
女性が働きやすい企業として常に上位にランクされる資生堂。東さんは獣医学部卒業後に同社へ入社し、5年間研究職として勤務した後、出産を機に学術室へと異動した。現在の仕事は資生堂が2007年に新設した女性研究者を対象としたサイエンスグラントの企画・運営に携わる。東さんが作る新たな制度には、理系女性が仕事を続けることを応援したいという気持ちが込められている。
太陽誘電株式会社:incu-be*2号掲載記事
Update: 03/01 | Posted by: ikkan
世界中の人に喜ばれる商品と技術を開発し続ける
太陽誘電株式会社
『世の中のニーズはめまぐるしく変わる。パソコンの前に座っているだけではお客様の求めるものは見えてこない。』大学では電子工学を専攻し、開発技術職として入社した太陽誘電の高木満男さん。現在は、複合デバイス事業部長として自社製品の強みも弱みも理解した上で、お客様との対話の中から新たな製品の可能性を生み出す。
実演-Bluetooth®の機能とは
ポケットからイヤホンを取り出し、高木さんは会話をはじめた。このイヤホンはBluetooth®(ブルートゥース)という無線機能を搭載している。携帯電話と無線でつながることで、コード無しにハンズフリー通話が出来るという代物だ。機能を解説しただけではピンとこないことを見透かしたのか、はたまた持ち前のサービス精神なのか、嬉しそうな様子で実演してみせる。
Bluetooth®は、免許なしに使用できる2.4GHz帯の周波数帯を利用し、10m程度の近距離を結ぶ無線技術だ。赤外線通信と違い、障害物があってもデータ通信ができる。日本ではまだまだ認知度は低いが、アメリカやヨーロッパでは、このBluetooth®機能が携帯電話のすでに60-70%に搭載されているという。他にもPCとマウスなどの周辺機器、テレビゲームやリモコンなど様々な機器間をコードなしにつなぐことができる。「一度その良さを知れば使いたくなる。自分たちの製品がもたらす価値を伝えることも私の仕事です」。
キーテクノロジーは、「小型化」
太陽誘電の複合デバイス事業本部はBluetooth®機能に不可欠な無線モジュールを開発し、世界トップクラスといえる数々のセットメーカーの製品に広く使われている。例えばCDMA携帯電話向けのRFモジュールは、世界シェアの約40%を占めている。現在の無線モジュール開発に欠かせないのは「小さく」「安く」だ。
太陽誘電は、このモジュールに必要な小型低コスト化技術に他社に負けない強みを持つ。その代表的なものが、『EOMIN™(イオミン)』と呼ばれる、部品内蔵基板の技術である。通常のモジュールは、基板の上にICやコンデンサなどの部品が載っている。しかし、EOMIN™では、こういったデバイスを基板の中に埋め込むことができる。結果、三次元的に部品を搭載することが可能になり、大幅に小型化できる。単純に言えば、従来の二次元的な表面実装の、半分以下の面積で同じ機能を実現できてしまう。そこには太陽誘電が誇る技術がある。
その他にも太陽誘電の主力商品であるセラミックコンデンサの技術を応用し、高周波フィルタなどを基板に作り込む小型化技術も持っている。さらにこういった基板技術の上に回路設計・電磁界シミュレーション・構造設計などの高度な技術をアプリケーションとして組み合わせられるからこそ、他社に追随を許さないユニークな商品を生み出すことができる。これらの技術を用いれば、半導体のシリコンウエファーと全く同じ形状で周辺回路まで含んだ〝チップサイズモジュール〟の実現も可能だ。
技術者の想いと会社の成長を重ねる
自分たちの作ったモジュールが、世界中の幅広いブランドメーカーとのコラボレーションを通じて世の中に出ていく。この点が部品メーカーで働く魅力のひとつだ。
高木さんはお客様のもとに出向く際に、先方の製品から経営状態・歴史まで、詳細な情報を事前に集めておくことを欠かさない。「本当のニーズはお客様自身でも気づかないことがある。そのニーズを引き出し、太陽誘電の技術で形にしていきたい」。自社の技術力や製品に対する「誇り」が、高木さんの地道な努力を支えている。
「製品開発を技術者の思いだけで進めいっては、所詮自己満足でしかない。お客様が感動するモノを提供しなければ意味がない」。技術者としての経験を基に高木さんは自戒する。一方で技術者のやりたいことにも気を配る。「本人がやりたいことと、会社がやってほしいことのすり合わせで仕事を進めていくのが、太陽誘電の何よりの長所。特に無線技術はまだ新しい、まさにこれからホットになっていく技術。世の中の若くて感度の高い技術者が活躍することに期待したい」。夢を形にし、かつ社会に貢献できる、そんな可能性が太陽誘電にはたくさん眠っている。
※Bluetoothは、その商標権者が所有しており、太陽誘電はライセンスに基づき使用しています。
株式会社グローバルエンジニアリング
Update: 11/30 | Posted by: ikkan挑戦の意思を社名に込めて
平均年齢27歳。株式会社グローバルエンジニアリングは若いIT技術者が集まった集団だ。「型にはまりたくない、型をつくっていきたい」。こう考えていた代表取締役の荒川氏と学生時代の友人である専務取締役の赤嶺氏らが仲間とともに立ち上げた。「新しいことに取り組み続けたい」という想いが同社の根底を流れる。
「グローバルエンジニアリング」。一見すると世界を股にかけ、積極的に国際展開を図っているのかと想像する。しかし、現在の拠点は名古屋・東京・神戸。国際的ということよりも、全体的、包括的という意味合いでグローバルという言葉を社名に冠した。そこに自分たちの技術が必要ならば、分野も場所も超えて貪欲に挑戦していきたい。創業者をはじめ、同社の社員が共有する揺るぎない想いだ。
新しいことは未経験のこと
創業以来、コンピューターシステムをはじめIT関係事業を主軸に展開してきたが、酵母や乳酸菌を利用した石鹸やサプリメントの製品化に成功し2006年より着手しているバイオ事業が芽を吹き始めた。同社の基本姿勢である「新しいことに挑戦する」という心意気がIT事業のエンドユーザーに浸透し、様々な事業案が持ちかけられた中から生まれた事業のひとつだ。「未経験だからその事業はやらない、その人材は採用しないという考え方はないですね。新しいことは全て未経験のことですから」。人材採用の責任者でもある赤嶺さんはさらりと言う。バイオ事業が順調に展開し始めたことで、同社の可能性はさらに広がりを見せ始めた。現在の製品の核となる有用微生物の混合培養液を活用したさらなる製品開発を進めていく。同社の強みは社内に確かなIT技術を保持しているところだ。製品の販売促進においても、今や欠かすことのできないウェブプロモーションを、革新的に、そして迅速に行うことが可能だ。それだけでなく、IT技術とバイオ研究を融合させ、迅速に研究を進めていくためのシステムなども今後は開発していきたいという。研究結果の分析からシミュレーションにいたるまでIT技術の活用範囲は広い。バイオに限らず、全ての分野の全てのステージにおいて、IT技術と専門領域の融合による新たな可能性が存在する。新しい挑戦の領域は尽きない。
歩き方は自由に
3ヶ月に1度の全社会議や年に1度の社員全員による社員旅行を通じて、同社では社員間の交流を図っている。「既存にはない組織をつくりたい」。という創業メンバーの想いに共感した社員が集まり、みなで他のどこにもない組織を作り出そうと試みている。
「ゴールさえ共有していれば、そこまでどんな道を歩もうと、どんな歩き方をしようと自由です」。速く歩く人もいれば、遅く歩く人もいる。一直線に突き進む人もいれば、曲がりくねった歩き方しかできない人もいる。「それぞれのやり方でよいのです。そこで気づくことが違うから、会社という組織がより良く発展していくと考えています。ただし、自分で歩く意思がない人はいりません」。個人の個性を受け入れ、それが発揮しやすい環境がグローバルエンジニアリングにはある。その中で、現在募集中のバイオ事業の研究員には、自分で調べて、自分で発展させていくという気概が何よりも求められている。
株式会社ナノエッグ
Update: 05/22 | Posted by: ikkan
サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社
Update: 05/22 | Posted by: ikkan
バイオインフォマティクスの「よろずや」
サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社

サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社は、日本で最初に包括的なバイオインフォマティクス関連サービスの提供を開始した。
ヒトゲノムの解読に代表されるように、多種多様なバイオ関連データベースが日々更新され、その解析ツールであるバイオインフォマティクスも急速に発展している。しかし、急激な技術発展の裏側で、専門知識を持ったユーザーが現場に不足している。また、ハードウェア、アプリケーション、実験機器などの各製品が別々の企業からバラバラに導入された結果、システム全体としてのパフォーマンスが非効率的になるという問題も起きている。一般的にバイオインフォマティクス関連企業は自社製品の内容には精通しているが、他社製品との適合性やシステム全体の効率化に関するサポートには手を出せていない。
こうした背景の中、同社はベンダーを問わず、あらゆるハードウェア、アプリケーション、データベースの、提案、販売、その後のサポートまでを一貫して提供している。また、その強みを活かし、バイオ関連のサーバー、アプリケーションの環境構築や他のシステムとの連携、機能の追加など、顧客の状況に応じた幅広いサービスを提供している。
バイオとIT、両方に精通した人材
バイオとIT、一つではなく二つの専門性に特化していることが同社の競争力の源だ。同社では社員にバイオ、IT、それぞれに精通することを求めており、確かな専門性を獲得する目的で博士課程補助制度も設けている。営業職は販売のみ、技術職はサポートのみを提供するといった仕事の分化は、同社では評価されることはない。各顧客のニーズに応じて根本的なソリューションを提案、販売できるようになって一人前と認められる。
「トータルソリューションを提供する」。言葉にするのは簡単だが、バイオとITの両方に精通し、顧客のニーズを的確に読み取る必要があり、実践することは困難だ。しかし、挑戦する価値は十分にある。
求人情報
株式会社バイオインパクト
Update: 05/22 | Posted by: ikkan
異分野の融合による挑戦
株式会社バイオインパクト
ITで“あったらいいな”を実現
「自動で最新の研究情報を集めてくれる。そんなサービスがあったらいいのに」。
定期的にPubMedをチェックして、学会に行くたびに自分の分野で新しい発見はないか目を光らせる。研究者にとって、自身の研究分野に関わる最新情報は必要不可欠だ。しかしながら、手間のかかるその作業にストレスを感じている研究者も少なくない。
そんな研究現場の「あったらいいな」を実現すべく、2006年4月に、バイオ(生命科学)×IT(情報技術)ベンチャー企業として設立されたのが株式会社バイオインパクトだ。
「ワンクリック」で最新論文をチェック
同社が今月25日より開始する研究者向けの新サイト「ATGCチェッカー」(http://www.atgcchecker.com/)。その一番の特徴はPubMed掲載論文情報の自動収集機能だ。必要な作業はサイトにアクセスして、自分が知りたいキーワードを入力するだけ。後は登録されたキーワードをクリックすると、 そのキーワードに関連した論文が一覧として表示される。キーワードさえ一度登録しておけば、ワンクリックで「時期」「著者名」「雑誌名」「表題」の一覧を見ることができるのだ。その他にもBiotoday社などが配信する最新バイオ関連ニュース、各メーカーのキャンペーン情報など、研究者が「知りたい」と思う情報がすべて自動収集される機能が搭載される。
前向きな一歩が大きなインパクトに
同社を立ち上げたのは、当時、大手バイオ系試薬・機器代理店の営業マンであった杉原氏(代表取締役社長)とバイオ系研究者の経歴を活かして投資関連企業で働いていた竹澤氏(代表取締役副社長)。二人はそれぞれの立場から研究現場を見つめた結果、ITを利用した業務・研究の効率化の遅れと、そこから生ずるビジネスチャンスを見いだした。「バイオ業界にITをもっと普及させたら研究を活性化できるし、バイオ業界自体も、もっと活性化するはずだ」。バイオ業界に最新のITインフラを持ち込むことで双方の活性化を図ることを決意した。
両氏は、ATGCチェッカーはもちろん、株式会社バイオインパクトという企業もまだまだ発展途上だと語る。研究者のニーズより生み出されるアイディアにより多様な変化を遂げるATGCチェッカー。そして、バイオインパクト自身もそれに応じて無限に進化を遂げていく。しかし、そこには現在のメンバーに加えて、研究者のニーズを把握し、失敗を恐れずチャレンジしていくスタッフが必要不可欠だ。それゆえ、杉原氏は同社のスタッフに対し、能力ではなく、「志」を共に、「動きながら考え、また動いていく」、そういう資質を求めるという。
「異分野の融合」には、相当なエネルギーが必要だ。しかし、その挑戦に足を踏み込んだ時に初めて出会う「独創的なアイディア」。それが、同社やバイオ業界、そして自分自身に大きなインパクトを与える。
新たな挑戦に挑み続け、かつ新しいアイディアを取り入れ進化し続ける同社には、興味を持ったことへの一歩が最大限活かされる環境が整っている。







