「産学官連携人材の活躍を促進する」

Category: 研究+α | Update: 10/22 | Posted by: ishizawa
「大学に近いところで、技術や知見に関する情報を必要とする人に提供していきたい」。博士課程を修了後、今年4月からスタッフジャパンの産学官連携コーディネーターとして一歩を踏み出した産形さん(*1)は、様々な人に支えられ、未知の業務に果敢に取り組んでいる。


連携現場に新風を


2004年の国立大学の独立法人化以降、地域活性化支援や生き残りをかけた産学官連携事業が拡大し、連携を円滑かつ効果的に推進するコーディネーター人材への期待は大きい。しかし、現在の連携現場では、単年契約のポストに、個別人脈に依存したOB人材やシニア人材を配置しているというのが現状だ。スタッフジャパンはこの状況の打破し、産学官連携業務に意欲のあるさまざまな人材に連携現場での活躍の場を提供しようと2008年度から産学官連携人材支援事業を開始した。産形さんは、その一期生であり、数少ない若手人材として現場に赴く。




研究室の外に広がる世界


現在、産形さんは、国立・私立の枠を越えた大学と行政、産業界、金融機関と協力して全国で産学官連携を推進する有限責任中間法人産学官コラボを拠点に活動している。6月末から2ヶ月間のインターンシップ研修期間を経て、10月から始まる新企画プロジェクトの一員として全国の会員大学や企業と打ち合わせを重ねる。「大学にいた時と比べて、日々出会う人の数は桁違いです。学長や理事など、これまで接点のなかった人と話すことで視野が広くなり、全国の地域経済の現場に携わる人の声を聞くことで他人事という意識がなくなりました」。研究室とは違う環境だが、産形さんにとっては戸惑いよりも充実感が勝る。




コーディネーターの成長意欲が感化する


全く経験のない産形さんが現場に溶け込むことができたのは、コラボ産学官での上司である江原さんやスタッフジャパンの担当者の支援があった。それは、仕事の種類や日常の会話を通して「産形さんにどんなことを身に付けて欲しいのか」を明確にして成長を促進することだ。印象的な仕事として、産形さんはパンフレットの改訂を振り返る。「依頼された時、最初は手際良く終わらせることをゴールにしていました。それに対して、前回のパンフレット作成時から改訂までの間にどれだけ状況が変わったのか、どんな経緯があったのか、それを理解することが仕事を通じて求められているのだと教えていただきました」。 
この数ヶ月で、コーディネーターに必要な「相手のニーズを汲み取る力」を産形さんは鍛えてきた。「まだまだトレーニング中です。関係者とのコミュニケーションをしっかりとって、自分の責任で遂行できる仕事を増やしていきたいと思います」。産形さんの尽きることのない成長への意欲が、産学官連携現場を活性化する。




氏名
産形 峰久
プロフィール
株式会社スタッフジャパン
テクノサイエンス事業部
産学官人材支援グループ

〒104-0061
東京都中央区銀座1丁目16番7号 友泉銀座ビル
TEL:03-3561-3704 FAX:03-3562-7258
●厚生労働大臣許可番号 般13-010053
●有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-010218