探しに行こう自分の場所
研究者というキャリアパス。その先には大学や、企業での研究職に加え、研究+αの専門性を身につけるキャリアパスが存在します。どの道を選ぶかは人それぞれ。
インキュビーを使って自分の場所を探しに行こう!
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST) / 中村守貴さん
Update: 10/22 | Posted by: ishizawa
シロイヌナズナの鉢を横に倒して置く。その数十分後には、茎の根本が曲がり、何事もなかったかのように、先端を上に向けている。重力という外部因子に対して、速やかに応答するシステムが植物には備わっている。植物の環境応答の本質を明らかにしたいと考える中村さんは、植物の重力屈性を軸に本質へと迫るアプローチを始めた。
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST) / 石田靖雅 准教授
Update: 10/22 | Posted by: ishizawa
2004年9月、数十名の欧米の研究者を中心に、「ノックアウトマウス・プロジェクト」が提唱された。マウスの全遺伝子について、各遺伝子を破壊したノックアウト(KO)ES細胞株コレクションを作り、必要なときに研究者がいつでも無料で使えるようにするものだ。この世界的なプロジェクトを促進する技術が石田准教授らによって開発された。
総合研究大学院大学(国立遺伝学研究所) / 佐々木裕之 教授
Update: 10/15 | Posted by: ishizawa
医学部組織学の授業中、顕微鏡を覗くと、赤血球、好中球、好塩基球など多くの血液細胞が見えた。また肝臓の切片には、肝細胞、胆管細胞、血管内皮細胞などがあった。同じ視野の中に見える形も大きさも異なる様々な細胞。同じ遺伝情報を持ちながら、そこで働いている遺伝子が違うという生化学の講義を佐々木教授は思い出していた。「自然は美しい、その美しさを見たり感じたり、それを表現したい」。当時から変わらぬこの想いで、佐々木教授は研究を続ける。
総合研究大学院大学(国立遺伝学研究所) / 倉田のり 教授
Update: 10/15 | Posted by: ishizawa
「設定された問題を解くだけであれば、学生にもできる。研究者としての一番の喜びは、自分自身の問題をどう設定できるのか、というところにあります」。代々の研究者たちが集めてきた世界中の貴重な野生種のイネが受け継がれている圃場を前に、倉田教授は穏やかな表情で語る。これまでに得た情報や研究材料を最大現に活かすために、遺伝研に来てから10年間、今もまだ、最高の問いを模索し続けている。
総合研究大学院大学(国立遺伝学研究所) / 榎本和生 准教授
Update: 10/15 | Posted by: ishizawa
「深く考えずに挑戦するのではダメ。一方で、考えすぎて無意識のうちに失敗を恐れるようになってもダメだ。新たなパラダイムを創造したいから『大胆かつ細心』に研究をしていきたい」。榎本准教授は、自らの言葉を確かめるように語る。若き研究室の主宰者は、思考と試行を繰り返す成長途上にあり続ける。
札幌医科大学 / 小海康夫 教授(医学博士)
Update: 07/24 | Posted by: ishizawa
予防医学への潮流
メタボリック症候群への保健指導が話題となっている特定健康診断が平成20 年度から始まり、病気の治療とともに予防に関心が集まる。小海教授は、予防医学の重要性を医師としての経験から実感しているという。「病気は簡単に治らない。病気になりにくい身体、病気になりにくい生活習慣をつくるために科学的なアプローチが今後ますます必要になってきます」。また、これまで人類が経験したことのない高齢化社会を迎え、医学的な知見が確立されていない疾病への対応が求められる。教授が取り組むアルツハイマー病を中心とした認知症もそのひとつだ。
北海道大学 / 西村孝司 教授(薬学博士)
Update: 07/24 | Posted by: ishizawa
北海道の強み
日本の食料自給率( カロリーベース) が40%を下回り、大都市部では東京1%、大阪2%という状況だ。そうした中で、200%超を誇る北海道は食料生産地として今後ますます重要な位置を占めることが予想される。過疎化や財政悪化など諸問題を抱える北海道において、最大の強みである一次農産物に着目し、地域活性へとつなげる知的クラスター創成事業の果たす役割は大きい。
札幌医科大学 / 藤井博匡 教授(工学博士)
Update: 07/04 | Posted by: ishizawa
抗酸化能と健康
老化の促進や疾病の原因として注目される「活性酸素」は、呼吸を通して酸素を絶えず取り入れ、エネルギーを作り出す過程で必然的に作られている。細菌の侵入に対する生体防御として働く一方で、過剰に産生されると活性酸素フリーラジカル(不対電子)は、DNAやタンパク質、脂質などを酸化し生体に障害を与える。もともと生体内には活性酸素を消去する酵素や抗酸化物質が多く存在するが、紫外線やストレス、乱れた食生活により本来備えている消去量を上回る活性酸素が作り出されてしまい、積極的に抗酸化物質を摂取することが必要となってくる。こうした背景により、抗酸化能を謳う多くの食品やサプリメントが登場しているが、物質の抗酸化能を測定する分析方法に標準手法や統一基準が存在していないのが現状だ。
総合研究大学院大学(国立遺伝学研究所) / 森明弘
Update: 07/03 | Posted by: career
「実は、体験入学の初日にもらったテーマを、僕は今も解き続けているんです」。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の博士一貫課程2年時修了後に遺伝研へやって来た森さん。7月の入試を終えた後、8月、急遽参加した体験入学で得た確信はますます強くなっている。「ここでの経験が、一端の研究者になる確率を高めてくれるはずだ」。
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST) / 神谷 明代
Update: 07/03 | Posted by: career「ドクターコースに入ってから、自分で研究しているという実感が持てるようになりました。毎日がどんどん楽しくなっています。進学して良かった」。弾ける笑顔の神谷さんには、今、自信が宿り始めている。




